キーワードを広げてもCVRが下がらない戦略
BtoB検索広告では、許容CPAによって広告費やリード数が制限されます。リード増加を狙ってキーワードを拡張しても、LPの内容とマッチしていなければCVRが低下し、CPAが高騰してしまいます。
そこで、私がよく実践して成果を上げているのが、ターゲット(キーワード群)ごとにマッチしたLPを配置する「広告連動型LP戦略」です。これにより、CVRの低下を防ぎ、CPAを高騰させることなくキーワードを広げ、効率的にリードを増やすことができます。

広告連動型LP戦略のキャンペーン設計
このキャンペーン設計はGoogle広告AIのCV最大化戦略を最大限活用する戦略となっています。Google広告では1広告グループにつき3広告(=3LP)までしか設定できないため、このような設計となっています。
広告キャンペーン設計
広告キャンペーンの粒度はビジネスの状況によりさまざまですが、基本的には「商品」単位で作成します。
入札戦略は「自動入札(コンバージョン数の最大化)」を選択し、広告のローテーションは「最適化」を設定することで、広告の成果に応じてリード数の最大化を目指します。
| 項目 | 広告キャンペーン設定例 |
|---|---|
| コンバージョン目標 | リードフォームの送信 |
| 入札戦略 | 自動入札戦略(コンバージョン数の最大化) |
| 広告のローテーション | 最適化(掲載結果が最も良好な広告が優先的に表示されます) |
広告グループ設計
広告グループは、ターゲットごとに一定の粒度でキーワードをまとめた単位で作成します。通常は商品カテゴリ名(例:「顧客管理システム」「CRM」)や業種(例:「IT」「人材」)、機能(例:「MA連携」「SFA連携」)などでグループ化します。
| 広告グループ例 | キーワード例 |
|---|---|
| 商品カテゴリ | 顧客管理システム,CRM |
| IT | IT,SaaS,...×商品カテゴリKW |
| MA連携 | Marketo,HubSpot,SATORI,...×商品カテゴリKW |
広告設計
1広告1LPを用意し、広告文はLPの内容と広告グループのキーワードに合わせて作成します。各広告グループごとに3本用意して広告AIによる最適化をはかります。
| 広告グループ例 | キーワード例 |
|---|---|
| 商品カテゴリ | 顧客管理システム,CRM |
| IT | IT,SaaS,...×商品カテゴリKW |
| MA連携 | Marketo,HubSpot,SATORI,...×商品カテゴリKW |
広告運用
上記の構成によって、広告グループ、広告、LPが広告AIによって最適化されます。成果が悪いキーワードや広告・LPは随時見直し、入れ替えることによってさらなる成果向上が可能になります。
Web広告をご検討中の方へ
BtoBのWeb広告で継続的に成果を出すためには、まずリードから成約まで一貫したKPI管理を整備した上で、マーケティングと営業が連携できる体制を構築することが重要です。さらに、BtoCとは異なり、BtoBではユーザーの行動が全く異なるため、広告クリエイティブやLP、コンバージョンポイントに至るまで、自社のビジネスに合わせた設計思想が求められます。BtoBの広告運用についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

